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軽井沢ブーム (PART 1)



 


軽井沢ブーム (PART 1)


 



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日本の100円ショップ、


カナダでは1ドルショップで


買って来て欲しい物があります


 



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FROM: sayuri1234@outlook.com
TO: denman 9876@gmail.com
date: Aug 23, 2019, 9:22 PM
日本時間: 8月24日(土曜日) 午後1時22分



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行田帰省のチケットを予約したそうで……。


そう言えば もうすぐ秋ですね。


去年よりもチケットが安くてよかったですね。


今日は図書館休み?
長ったらしいメールが来てませんね


私は、迎え盆には、実家に帰って
ちょうちんを持って、ロウソクを付けて
仏様を迎えに行きました。


台風10号は8月15日午後3時頃に
広島県呉市付近に上陸し、
中国地方を縦断しました。


 



 


この台風の影響で、西日本各地で
倒木や建物損壊などの被害がみられましたが
関東地方も、軽井沢もほとんど
影響ありませんでした。


デンマンさんは、露天風呂に郷愁を感じているようですが、
つい最近、テレビで秩父の「星音の湯」を紹介していました。


 



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YouTubeのクリップを探せば
見れるかも。。。


もし、デンマンさんが気に入るような温泉であれば、
訪ねてみてもいいですね。


ところで、日本の100円ショップ、
カナダでは1ドルショップで
買って来て欲しい物があります。
後で写真おくります。


めんどうでも、よろしくお願いします。


 



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小百合より


 




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件名: 『軽井沢物語』が


読まれてますよ!


きゃははははは。。。



FROM: denman 9876@gmail.com
TO: sayuri1234@outlook.com
date: Aug 24, 2019, 11:34 AM
日本時間: 2019年8月25日 (日曜日) 午前3時34分


 


今朝は、曇り空ですよ!
でも、僕の心は晴れ渡っています!
きゃははははははは。。。


さっそく、秩父の「星音の湯」をYouTube で探してみました!


 



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うん、うん、うん。。。
けっこう、よさそうだねぇ~。。。


でも、露天風呂があるのかな?


部屋についている露天風呂があるといいのだけれど。。。
きゃはははははは。。。


ところで、最近、ライブドアのアクセス解析を調べてみると、
軽井沢の記事が読まれているのですよ!


 




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『軽井沢物語』





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『田中角栄と軽井沢』





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『軽井沢夫人@雲場池』


 


軽井沢ブームなのかな?


日本で「角さんブーム」が起こっているというのは聞いているけれど。。。
最近、田中角栄が人気があるようですね。


秩父の温泉もいいけれど、軽井沢の露天風呂はどうですか?


小百合さんにとって 軽井沢は裏庭のようなものだから、
近くに、素晴らしい「穴場」の露天風呂を知っているでしょう?


 


万座・嬬恋・北軽井沢の温泉宿


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では、今朝は、久しぶりに「シャレード」を聴いて


メランコリックな気持ちで


コーヒーを飲みながらマフィンを食べてね。。。


きゃはははははは。。。


 



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じゃあねぇ~。。。


 



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小百合さん、最近、軽井沢ブームがあったのですか?



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私が知る限り、軽井沢がブームだったのは6年ほど前のことですわ。。。



避暑地軽井沢で朝食がブーム


東京から始発新幹線で来る客も


 



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2013年9月5日 7時0分
NEWSポストセブン

 


軽井沢といえば、美しい自然と夏でも涼しい気候で、首都圏からも近く、避暑地として人気のスポットだ。


「軽井沢は別荘地として有名ですが、今年特に目立ったのは、朝早く訪れて、日帰りで楽しむ人たちでした」


と話すのは、軽井沢の情報誌『軽井沢ヴィネット』編集長の広川美愛さん。


 


朝食を目当てに訪れる人が増えているという。


「もともと夏に別荘に来ている人が、ホテルのレストランで朝食を楽しむ文化はありましたが、


2~3年ほど前からモーニング営業を始めるカフェやレストランが増えてきたんです。


初めは別荘を持っているかたが中心でしたが、


口コミで徐々に広まり、今年は朝食を楽しみにやってくる日帰りのかたも増えて、


朝から行列ができるお店もあります」(広川さん)




『避暑地軽井沢で朝食がブーム』より



なるほどォ~。。。 朝食を食べに軽井沢まで行くのですか? ちょっと贅沢なブームですねぇ~。。。 バンクーバー市民が聞いたら驚きますよ。。。 信じられないってぇ~。。。



そうでしょうねぇ~。。。 もし、今、軽井沢ブームが起こっているとしたら田中角栄ブームの関係で別荘があった軽井沢に注目しているファンがいるのではありませんかァ?


たぶん、そうでしょう。。。 ところで、小百合さんは朝吹登水子の『私の軽井沢物語』を読んで、その影響で軽井沢に惹かれたようだけれど。。。


 



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最近、読んだ小説で何か印象に残っているものはありますか?



最近、本を読む暇がないのですわ。。。


どうしてですか?


いろいろと雑用があって、なかなか思うように ゆっくりと本を読む時間ができないのですわァ~。。。 デンマンさんは、最近 面白い本でも読んだのですか?


バンクーバー市立図書館で借りて『日本の同時代小説』という本を読みましたよ。。。



1970年代 記録文学の時代


近代の検証に向かった歴史小説
大佛次郎、海音寺潮五郎、山岡荘八ら、同時代の歴史小説家にもまして、司馬遼太郎が今日もなおズバ抜けた人気を誇っているのは、物語性の高さゆえ。(略)
明治100年の年から連載をはじめた『坂の上の雲』(1969~72)で一躍、国民的作家としての地位を確立します。


 (62ページ)


ポストモダン文学


ポストモダン(脱近代)文学とは何か。(略)
この時代の小説の外形的な特徴をひとつだけあげれば「脱リアリズム」でしょう。
事実を重んじるノンフィクション時代から、事実を蹴飛ばす超フィクションの時代へ、小説のトレンドは思いっきり反対の方向へ向かって走り出したのでした。


 (91ページ)


固有の路線を見つけた中上健二、村上龍、村上春樹


1970年代に登場した段階の世代の作家の中で、1980年代をリードし、日本文学を代表する作家として一歩抜け出したのは中上健二、村上龍、村上春樹の3人でした。
この3人に共通するのは、古典芸能的な私小説ではないのはもちろん、伝統的なリアリズム小説とも一線を画する方向へ大きく踏み出し、かつそれぞれ独自に作風を築いたことです。 (略)


村上春樹は『風の歌を聴け』の続編『1973年のピンボール』(1980)を経て『羊をめぐる冒険』(1982)を発表。


この3作は後に「鼠3部作」と呼ばれ、「知る人ぞ知る作家」だった村上春樹を一躍人気作家のひとりにのし上げました。


『羊をめぐる冒険』は、村上龍の『コインロッカー・ベービーズ』以上に非現実的な小説です。


 (95-96ページ)


いまから思えば、1990年代は本当の「近代以後(ポストモダン)」のはじまりだったのかもしれません。
そんな時代に日本文学はどのように推移したのでしょうか。
答えを先に言ってしまうと、1990年代は女流作家の時代でした。


芥川賞と直木賞に女性の選考委員がはじめて加わったのは、男女雇用機会均等法が施行された翌年の1987年(芥川賞は河野多恵子と大庭みな子、直木賞は田辺聖子と平岩弓枝)。
芥川賞と直木賞の両方を女性作家がじはじめて独占したのは1996年です(芥川賞は川上弘美『蛇を踏む』、直木賞は乃南アサ『凍える牙』)。
「女流作家」という言葉を死語にしたのは、この時代の女性作家たちによるところが大でしょう。


 (133-134ページ)


2000年代 戦争と格差社会


インターネットから生まれたベストセラー


米国同時多発テロは空前のベストセラーを生みました。
『世界がもし100人の村だったら』(2011、池田香代子再話)です。
これは同時多発テロ後、インターネット上をチェーンメール形式で世界をかけめぐった文書を日本語に訳した小型の絵本です。(略)


ネットから生まれた別のヒット商品が、中野独人(ひとり)『電車男』(2004)です。
元ネタは、インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」の独身男性版(通称「毒男板(どくおとこいた)」)。


ここでやりとりされた「書き込み(レス)」が後に整理され、本として出版されたのです。
内容的には、モテないアキバ系の男性(電車男)と、彼が電車の中で痴漢から救った女性(エルメス)との恋愛が成就するまでのドキュメント。
いわば「スレッド文学」です。


 (176ページ)


村上春樹も渡辺淳一も殺人(テロ)を肯定していた!?


村上春樹『1Q84』はジョージ・オーウェル『1984』(原著1949)を意識しつつ、オウム真理教事件や9.11への連想を誘いつつ進む物語。
ではありますが、天吾とふかえりの物語は広義の「少女小説」の、青豆と柳屋敷の物語は「殺人(テロ)小説」のトレンドに乗っています。


DV男は処刑すればいいという緒方夫人や青豆の認識は、復讐の仕方としては最低最悪で(現実を見誤るという点では有害ですらあります)、村上春樹がいかにこうした問題に不注意かを示しているのですが、注目すべきは、ここに「テロを肯定する思想」が流れていることです。


殺人が日常茶飯事の村上龍じゃあるまいし、通常の意味では連続殺人犯である女性(青豆)を主人公にするなど、かつての村上春樹ではあり得ないことだった。


 (216ページ)


(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




『日本の同時代小説』
著者: 斎藤美奈子
2018年11月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社 岩波書店



デンマンさんは、小説は読まないのですか?



最近、小説をほとんど読んでないのですよ。。。 エッセーやノンフィクションが圧倒的に多いですねぇ~。。。


どうして小説を読まないのですか?


あのねぇ~、僕は若い頃、松本清張や司馬遼太郎の社会派小説や歴史小説を読んで過ごしたのですよ。。。 だから、最近の小説は僕の趣味に合わないのです。。。


つまり、デンマンさんは記録文学の時代に青春を送ったのですか?


そういうことになりますよね。。。 だから、村上春樹のような非現実的、空想小説はダメですねぇ~。。。 でも、彼のエッセーや作品の書評はたくさん読んでますよ。。。


例えば、上の本のような。。。?


そういうことです。。。 まだ一冊として村上春樹の小説を読んだことはありません。。。 でも、彼のエッセーは、けっこう読んでます。。。 また彼の作品を原作とした映画は観ているのですよ。。。 例えば、村上春樹の短編を韓国の監督が映画化した「Burning」を観ました。。。 


 



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『拡大する』


『実際のページ』



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僕のコメント


July 26, 2019


Directed, produced and co-written by Lee Chang-dong in 2018 based on the short story "Barn Burning" from "The Elephant Vanishes" by author Haruki Murakami (村上春樹), this South Korean mystery depicts the relations of an aspiring young novelist and a girl as well as her boyfriend.


The treatment of a main female character seems shallow since she serves as the worst kind of male-driven sexual fantasy.


I viewed this film because the film was made based on Murakami's short story, which is supposedly a fine work.


However, I find the script badly written.


Even a good director makes a good movie out of a bad script.




村上春樹の短編『納屋を焼く』に基づいて、2018年にリー・チャンドンが監督、制作、共同執筆したこの韓国のミステリーは、作家志望の青年と若い女そして彼女のボーイフレンドの関係を描いています。


主人公の女性キャラクターは、男の性的ファンタジーが生み出した最悪の役割を演じているようで、現実の女とは ほど遠い感じがします。


この映画が村上春樹の短編に基づいて制作されたので観たけれど、他の作家の知られざる作品が原作だったら観なかったでしょう。


映画を観て脚本はかなりひどいものだということが判りました。


優れた監督であっても、おそまつな脚本からは良い映画を作れないものです。




村上春樹は何度もノーベル賞がもらえるだろうと日本のマスコミあたりでも話題にしていたけれど、残念ながら いつでも他の作家がもらっているのですよねぇ~。。。



デンマンさんも村上さんがノーベル文学賞をもらえるだろうと期待していたのですか?


いや。。。 それほど期待していませんでした。。。


どうしてですか?


あのねぇ~、ノーベル文学賞をもらったイギリスの石黒作品の映画も観たのですよ。。。 村上春樹と同じような非現実的な題材を選んでも、現実的に描いているところが、村上作品よりもよかったですよ。。。 やはり、ノーベル賞をもらえた作家だけのことはあります。


。。。で、どの石黒作品を見たのですか?


『私を離さないで ("Never Let Me Go")』という映画ですよ。。。


 



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『拡大する』


『実際のページ』



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僕のコメント


January 8, 2019


Directed by Mark Romanek in 2010 based on a Nobel Prize-winning British novelist's 2005 novel of the same name, this British dystopian romantic drama delves into the love triangle.


With the cast's excellent performances, the film depicts the subtle shades of minds and love between three people who are destined to be organ donors and will die in their early adulthood while regular humans live beyond 100 years.




ノーベル賞を受賞した英国の小説家の2005年の同名の小説に基づいて、2010年にマーク・ロマネクが監督したこの英国のディストピアを描いたロマンチックなドラマは、愛の三角関係を掘り下げています。


キャストの優れたパフォーマンスが見ものです。


普通の人間は100歳を超えて生きている時代にもかかわらず、この映画の3人は臓器提供者になる運命にあり、長くは生きられません。


そういう運命にある3人の心と愛の微妙な動きを映画は追ってゆきます。




小百合さんも この映画を見れば、心を揺さぶられるような衝撃を受けると思いますよ。。。



デンマンさんも感銘を受けたのですか?


そうです。。。 非現実的な物語なのだけれど、一歩間違えれば、こういう時代が来るかもしれないという、そういう衝撃的な生々しさを感じました。。。 村上春樹の短編を原作として韓国映画は、そういう意味では現実離れした、ありえない空想としか思えなかった。


つまり、ノーベル賞選考委員もデンマンさんのように記録文学の時代に青春を送った人が多いので、村上春樹はノーベル賞を逃しているのですわねぇ~。。。


たぶん、そうだと思うのですよ。。。



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 (すぐ下のページへ続く)


by denman1720 | 2019-08-27 03:03 | 国内旅行

徒然に綴る面白いブログ


by denman1720