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検便と回虫(PART 1)


 


検便と回虫(PART 1)


 



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デンマンさん。。。 なんだか妙なタイトルを付けましたわねぇ~?



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真由美ちゃんは“検便”をしたことがあるでしょう?


でも、どうして急に検便の話を持ち出したのですかァ~?


たまたまバンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。




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検便用の紙を肛門に当てるのではなく、
生のウンコを取ってマッチの小箱に入れて学校に持ってゆくのだ。
それを先生が集める。


恥ずかしくて忘れた振りをすると、掲示板に名前が張り出されて屈辱を味わうことになる。


また学校では定期的に回虫駆除のためにカイニンソウ(海人草)の生薬を飲まされる。



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この生薬が吐き気を催すほど臭くて飲むのを避けようとすると、


先生が鼻をつまんで無理に飲まされるのだった。


 


(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




『犬たちへの詫び状』
著者: 佐藤愛子
発行所: PHP研究所



デンマンさんは“検便”の経験があるのですか?



もちろん、あります。。。 でもねぇ~、僕らのように戦後生まれの世代は、カイニンソウ(海人草)ではなかった。



マクリ



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マクリ(学名:Digenea simplex)は、フジマツモ科マクリ属(本種のみ1属1種)の紅藻の一種。


別名はカイニンソウ(海人草)。


大西洋、地中海、紅海、インド洋などの暖流流域に分布し、海底や珊瑚礁に生育する。


 


生薬


回虫の駆虫薬として有名で、日本薬局方にも収録され市販されている。


薬理成分はカイニン酸(海人草にちなむ)である。




出典: 「マクリ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



じゃあ、何を飲まされたのですか?



回虫駆除のために、学校では特に薬は飲まされなかった。。。 たぶん、回虫が見つかった生徒だけ保健室に呼び出されて薬を飲まされたのかも知れません。。。



検便



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検便とは排泄された大便を検査すること。
消化管疾患の有無、寄生虫、細菌感染の有無を調べるために行なわれる。


食品を扱う調理従事者、保育介護関係者、水道管理事業従業員(配管工事ではなく、水そのものを管理する人)には定期的に検査を行なうことが多い。
また海外渡航者、園児学童(最近行わない学校等も多い)を対象に検査が行なわれることもある。


 


寄生虫検査


寄生虫の虫卵・虫体・幼虫・シスト・オーシストの有無を調べる検査。
検出されれば寄生虫症の確定診断となる。
便検査で検出可能な寄生虫は、消化管に寄生するものの他に、消化管外に寄生するものでも便中に虫卵が排出されるものもある。


日本などいわゆる先進国では寄生虫感染症は減少しているが、いまだに残っているものも少なくない。
寄生虫感染が多発する地域は世界的に広く存在するため、そのような地域において、また地域への渡航歴がある場合には必要な検査である。


また南西諸島では糞線虫感染が現在でも多いため、便検査は重要である。
ギョウチュウについては、成虫が肛門周囲に産卵するため、便検査ではなくセロテープ法による検査が必要である。
便検査で検出できない他の寄生虫症では、抗原検査や抗体検査などが行われる。


 


検出可能な代表的消化管寄生虫


■赤痢アメーバ 他に抗原検査 (ELISA法) 、遺伝子検査 (PCR法)、抗体検査がある
■クリプトスポリジウム
■ランブル鞭毛虫
■イソスポラ
■横川吸虫
■広節裂頭条虫
■糞線虫 培養法によって幼虫を検出する
■鞭虫
■回虫


 


検出可能な代表的消化管外寄生虫


■肺吸虫 (ウェステルマン肺吸虫など)抗体検査のほうが感度が高い
■肝吸虫
■肝蛭
■住血吸虫 (日本住血吸虫など) 抗体検査のほうが感度が高い




出典: 「検便」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



じゃあ、デンマンさんは回虫駆除のための薬は飲んだことがないのですか?



あります。。。


一人で薬を買って飲んだのですか?


いや、違いますよ。。。 あのねぇ~、母親というのは子供の健康状態が気になると見えて、よく食べてる割に僕も弟たちも太らないということに気づいたのですよ。。。


それで、デンマンさんのお母さんが子供たちに薬を飲ませたのですか?


そうなのです。。。 サントニンという薬なのです。。。


 



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。。。で、この薬を飲んだら、デンマンさんのお腹から回虫だ出てきたのですか?



そうです。。。 出てきたのですよ。。。


口から。。。?


口から出てくるわけがないでしょう! 肛門から出てくるのですよ。。。


マジで。。。?


もちろん、回虫だけだ出てくるわけじゃないのです。。。 ウンコと一緒に出てくる。。。


でも、どうやって出てくることが判るのですか?


あのねぇ~、ウンチをする時には、経験から直感した“リズム”があるのですよ。。。 僕が子供の頃は、今のように水洗便所じゃなかった。。。 肛門からウンチがでてから便壷までに1.5メートルぐらいの落差があった。。。 だから、ポタッ。。。、ポタッ。。。、ポタッ。。。、あるいは、ポタ、ポタ、ポタ、。。。 というようなリズムに従って落ちてゆく。。。 ところが死んだ回虫が便の中にいる場合には、このリズムが狂ってしまうんですよ。。。


どうして、リズムが狂ってしまうのですか?


次のポタッ。。。が聞こえてもいいはずなのに聞こえない。。。


どうして。。。?


普通ならば、ポタッ。。。とウンチが便壷に落ちて、すっきりするのに。。。、肛門から何かがぶら下がっているような感じが消えない!。。。 重い感じがする。。。


どうして。。。?


だから、ウンチのリズムが狂って、不思議な異常に気づいて、「オヤっ。。。 どうなっているんだろう?」と思って尻をもたげて股の間の自分の肛門の辺りを見るのですよ。。。 そしたら、次のような光景が目に入ってくる。。。



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なんと、サントニンで殺された回虫がウンチとウンチの間をつないでいるのですよ。。。 回虫のメスは30センチぐらいはありますからねぇ~。。。



あらっ、ウンチがウィンナー・ソーセージのように繋(つな)がって出てくるのですかァ~?


そうなのですよ。。。 40センチから50センチぐらいのウィンナーがぶら下がっているのですよ。。。 だから、ウンチを放出してすっきりするはずなのに、ウンコが繋がっているので落ちない。。。 だから、すっきりするはずなのに、尻全体が下に引っ張られるよな、極めて妙な感じなんですよ。。。


うふふふふふ。。。 デンマンさんは、ずいぶんと面白い経験をしたのですわねぇ~。。。


そうですねぇ~。。。、こういう経験は今の時代では したくてもなかなかできないですよゥ。。。 うへへへへへへへ。。。


そうですわねぇ~。。。 私が小学生の頃は検便はありませんでしたわ。。。 どうして、検便をしないようになったのでしょうか?


僕が子供の頃も、検便をしていたのは小学校4年生ぐらいまでで、それ以降はしませんでしたよ。。。


つまり、体内にいる寄生虫の卵を見つけるために検便をしたのですか?


そういうことです。。。 その当時は、野菜などは下肥(しもごえ)を使って栽培していたのです。。。



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このように田んぼには 汲み取り便所から肥桶に入れて持ってきた糞尿を下肥にするために“肥溜め”に溜めておいたのですよ。。。 だから、屋根のない“肥溜め”に落ちる人も珍しいことではなかった。



マジで。。。?


とにかく、昭和の30年代ぐらいまでは糞尿を下肥にするために“肥溜め”があった。。。 それほど昔のことじゃない! 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の昭和30年代の話です。。。



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あらっ。。。 この頃にはまだ“検便”があったのですか?



そうです。。。 水洗便所じゃなく、汲み取り便所があったということは、まだ回虫が小学生の腹の中に居たということですよ。。。



回虫



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回虫(カイチュウ、蛔虫とも)は、ヒトをはじめ多くの哺乳類の、主として小腸に寄生する動物で、線虫に属する寄生虫である。
狭義には、ヒトに寄生するヒトカイチュウ Ascaris lumbricoides を指す。


ヒトに最もありふれた寄生虫であり、世界で約十億人が感染している。
本項では主としてヒトカイチュウについて記載する。


雌雄異体であり、雄は全長15〜30cm、雌は20〜35cmと、雌の方が大きい。環形動物のミミズに似た体型であり、 lumbricoides (ミミズのような)という種名もこれに由来するが、回虫は線形動物であり、環形動物とは全く異なるので体節も環帯もなく、視細胞などの感覚器も失われており、体の両先端に口と肛門があるだけで、体幹を腸が貫通する。
生殖器は発達し、虫体の大部分を占める。成熟した雌は1日10万個から25万個もの卵を産む。


 


歴史と現状


回虫は、古くから人類の最も普遍的な寄生虫であった。
紀元前4世紀から5世紀のギリシャの医師ヒポクラテスや中国の紀元前2700年頃に記録があり、日本では4世紀前半とされる奈良県纏向(まきむく)遺跡の便所の遺構から回虫卵が発見されている。


鎌倉時代頃から人糞尿(下肥)を農業に利用する事が一般化したので、回虫も広く蔓延した。
人体から排泄された回虫卵が野菜等に付き、そのまま経口摂取されて再び体内に入るという経路である。
こうした傾向は20世紀後半にまで続き、1960年頃でも、都市部で寄生率30 - 40%、農村部では60%にも及んだ。


しかし、徹底した駆虫対策と衛生施設・衛生観念の普及によって急速に減少、20世紀末には実に0.2%(藤田紘一郎)から0.02%(鈴木了司)にまで下り、世界で最も駆虫に成功した例となった。
ただし、同じ頃に広まった自然食ブームによって下肥を用いた野菜が流通するようになり、また発展途上国からの輸入野菜類の増加に伴い、回虫寄生の増加が懸念される。


更に、駆虫が余りにも徹底したため、回虫に関する知識が忘れられるというような場合もあり、医師でさえ回虫を見た経験がなく、検査方法も知らない例もあって、回虫の増加が見逃される恐れもある。


世界的にも回虫の寄生率は高く、アジア・アフリカ・中南米などの発展途上国・地域ではなお40%程度あり、欧米でも数%となっている。
発展途上国・地域では、人口の激増と都市集中、衛生施設・観念の不足、衛生状態や経済の悪化等により駆除が困難となっている。


 


対策


衛生環境を整備しなければならないのはもちろんである。かつての日本で寄生率が著しく高かったのは、人糞尿を肥料に用いていたと共に、それで栽培した野菜類を漬け物などとして生食いしていたのが大きな原因である。回虫卵は強い抵抗力を持ち、高濃度の食塩水中でも死なないので、食塩を大量に使用した漬け物でも感染は防げなかった。
第二次大戦後は化学肥料の普及が回虫撲滅の一端を担った。


回虫卵は熱に弱く、70℃では1秒で感染力を失う。従って野菜類は充分熱を通して食べれば安全である。
有機栽培の生野菜を摂取するのであれば、下肥の加熱処理をしなければならない。


だが、大量の食品が海外から輸入されている現状では、そこから感染する恐れもあり、注意しなければならない。
発展途上国では人糞尿を肥料にする事は少ないが、衛生観念や施設の不充分から回虫の蔓延が見られる。


便所の位置や構造が不衛生で、地面にそのまま排泄する場合には、乾燥した便に含まれる回虫卵が風に乗って空中に浮遊して感染する。
糞便にたかる昆虫やネズミなどの小動物も感染源となっている。


回虫は毎日大量に産卵するので、1匹でも寄生していれば必ず糞便に卵が混じる。
よって検便をすれば寄生の有無がわかる。駆除にはかつてはサントニン・マクニン・カイニンソウなどが用いられたが、最近はパモ酸ピランテル、メベンダゾールなどが用いられる。



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根本的には便所の改善、人々の衛生観念の向上、社会の貧困撲滅など、多くの課題がある。発展途上国・地域でも、日本はじめ先進諸国の援助もあってそれらの問題の解決に取り組んでいるが、なお困難な事業である。




出典: 「回虫」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



昔の子供たちは大変だったのですねぇ~。。。



そうなのですよ。。。 だから、大人になる前に、いろいろな寄生虫のために健康を害して亡くなってしまう子供もいたわけです。。。


だから、デンマンさんの子供の頃は平均寿命が低かったのですわねぇ~。。。


そうです。。。 僕の祖父(僕の父親の父親)は回虫のために死んだわけじゃないけれど、42歳でなくなってますからね。。。 癌だったらしいけれど。。。


じゃあ、デンマンさんも癌になる可能性があるのですかァ~?


いや。。。、癌に関する限り、僕の遺伝子は母親の実家の系統の遺伝子を受け継いでいるようです。。。 外祖父母は90歳を超えても元気でしたから。。。 真由美ちゃんも僕の母親の系統だから、元気で長生きしますよ。。。



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by denman1720 | 2018-09-08 03:19 | 美容・健康 | Comments(0)

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